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new  2021/1/22  紙本製作  2014/01-06
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2020/07-12
   

中断していた紙本作品の制作を再開しました。

雲肌麻紙という厚手の和紙に、
金箔を押し、部分的に剥がして模様をつくり、
箔のテカリをおさえるために、
その上に、骨描きした極薄の和紙を貼り、
その上から彩色というコテコテな方法。

絹本とは真逆の手数の多さですが、
手間はかかるものの、
多少失敗しても、修正ができるので、
気分的にラク。

厚手で丈夫な和紙をパネルに貼っているので、
砂のような荒い番手の絵具も、
思い切り使えます。

技法や経費、その後の保存などなど、
描き手の立場から考えると、
絹よりも紙のほうが、
都合がいいことが断然多く、
絹に描かれなくなっていったというのも、
うなずけるのですが、
それらをすべて考慮したとしても、
消せない魅力を持つ絹。

次作はもう一度絹本に。。
 
     
  2021/1/19  夏叢譜 
 

「夏叢譜」(裏打ち前)  日本画 絹本 F10号相当

軸装用絹本作品、ようやくなんとかできあがりました。
ここにたどり着くまで、紆余曲折。
とても良い勉強になりました。

試作、本作で、二丁樋特上、二丁樋重めと、
2種類の絹に描いてみたわけですが、
描く前の絹地は、あきらかに二丁樋重めのほうが、
厚めに感じました。
しかし、
描きはじめてみると、違いがよくわからなくなりました。

絵絹の違いによることよりも、
地塗りや絵具の扱い方による影響のほうが
かなり大きいように思われました。

二丁樋重めを使用した本作は、
二丁樋口特上を使用した試作よりも、
わずかに、胡粉下地が薄くなってしまったのですが、
それだけのことで、二丁樋重めのほうが、
薄く感じるようになったのです。

一度厚くなった胡粉下地を
薄くするのは、かなり難しいので、
自分の思い通りに描こうとするなら、
やはり、絹本は、かなりの経験と熟練によるカンが、
必要とされると感じました。

描きはじめる前に、あんなにもこだわった絹選びでしたが、
実際にはそこまでというのこだわる必要はなかったかも・・
というのが、今回実感したことですが、
本彩色の前に裏に金属箔を押したり、
裏にマチエールを施すのなら、
こだわるべき点でしょう。

このあと裏打ちして軸表装して
ようやく掛け軸として完成するわけですが、
ここから先は、表具師さんのお仕事になります。

表具選びは、私も立ち会いますが、
着物の衣装を選ぶような作業は、
今からとても楽しみです。











 
 
     
  2021/1/09  拝詞奏上  
 

数年ぶりの寒波と
コロナウイルスの猛威に見舞われた日本の年明け。

初詣の境内で、
神棚拝詞というのをいただきました。

神事のときなどの宮司さんのお詞が、
ふりがな付きで書かれています。

「おうちの神棚で、ご奏上ください」
(唱えるのではなく、奏上というのですね)

帰宅して、早速、パンパンっと手を打ち、
朗読してみたら、
韻をふんだようなリズムが心地よく、
とても気分が清々しい。
この効果はなんだろう。
言霊?

「負い持つ業に励ましめ給ひ・・・」

絵の出来映えに神頼みなんてないけれど
日本画は、偶然によるところが
多々あるので、水にも筆にも墨にも、
八百万の神は宿っているのかもしれません。

今回いただいた拝詞は、
「附 コロナウイルス感染症早期終息祈願」
とのこと。

人との繋がりが生んだ感染拡大は、
自然災害とはいえませんが、
そうであるからこそ、詞にして、
意識を高めることが効果的といえるかもです。

そして、どうか、ウイルスが
人の心までもを蝕みませんように。