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       2015.06.24  ウムイ 2014/01-06
2014/07-12
2015/07-12
2016/01-06
2016/07-12
2017/01-06
2017/07-12
 
       

 いただいたお菓子などに使われていた包装紙はいつも捨てずにとっています。
喜んで受け取ってくれる人がいるからです。

昨日、6月23日は、「慰霊の日」でした。
70年前のこの日、20万人もの尊い命が奪われた沖縄戦が、組織的に終結しました。

私の知人夫妻は、1年かけて千羽鶴を折り、
平和祈念公園に納めにいっています。
その折り鶴は一羽一羽すべて使用済みの包装紙で作られています。

沖縄には、「ウムイ」という言葉があります。
漢字をあてはめると「思い」なのですが、
「ウムイ」の意味は、“気持ち”“まごころ”など、一言で説明しきれないように感じます。
ご夫妻は、包装紙には、贈る側、贈られる側、双方の「ウムイ」がこもっているとおっしゃいます。
「ウムイ」は千羽鶴となり、そして、そこにまた新たな「ウムイ」が込められ、空と海を渡るのです。

この世において、これ以上ない苦しみ・・・
それは、自らの手で我が子の命を絶たなければいけないこと。
沖縄戦においては、多くの母親が、その地獄の選択を迫られました。
だれが悪いわけでもありません、戦争こそが悪そのものがでしょう。

悲劇の歴史は決して忘れてないならない。
私たちは強い「ウムイ」で、平和の結界を守り続けなくてはいけないと思います。
   
           
        2015.06.13  薊の写生     
     
薊の写生 透明水彩
(クリックすると大きくなります)

花期が終わろうとしていたので、急いでスケッチしました。
薊と桜は、毎年写生しています。

日本画の真髄は、いかに描くか、ではなくて、
いかに描かないか、にあるように思えるときがあります。 

表面的なことにとらわれすぎると本質を見失ってしまう。
ということなのですが、
薊と桜を写生すると、いつもそのことを教えてもらえる気がします。
力をいれすぎると逃げてしまいます。
そっと近寄って、あとは来るのをまつ。
そんな姿勢でのぞむのが理想的なのかもしれません。

先日、失敗した絵は、
構図から作り直して
まったく別の作品として、再制作することにしました。
   
           
     2015.06.07 廃番  
     

大きさや構図を変えながら、何度も下図つくりをしたはずだったのに、
完成にいたらず、行き詰まってしまいました。
仕上がりまでの絵の工程はよく登山にたとえられるのですが、
これは、途中で山頂がまったく見えなくなってしまったパターン。

原因は、やはり準備不足にあると思います。
下図つくりの段階で、小さな迷いがあったのですが、
描けばなんとかなるだろう・・・という甘い考えが招いた結果にほかなりません。

こういう失敗は過去に何度もしているのですが、
早く描きたくなってしまって、ついつい準備がおろそかになるのですよね。
いいかげんに懲りなければ・・

友人の名言。
『大きな積み木は下に積む』
う~~ん。そのとおりと思います。

話は変わりますが、
最近、画材屋さんの岩絵の具の棚に、
『新色』とかかれた瓶がよく目に付くようになりました。
使うあてがなくても、うれしくて買ってしまいます。

でも、新しく生まれる色もあれば、
廃番になり、2度と見られない色もあります。
特に、最近、紫系の数がめっきり減ってしまいました。
製造過程の毒素??規制が厳しくなっているのだとか・・



この画像はもう入手できなくなってしまった色ばかりです。
特に、手前に写ってるのなんて、もう瓶の底に、ほんのわずかだけ・・
さんざん探したのですが、これに代わる絵の具は、
どうしても見つかりません。
大切に大切に、使っています。
 
   
           
     2015.05.18 天空の茶畑     
      あちらこちらから新茶の便りが聞こえてきます
私は毎年、この時期に、春日(かすが)という地区のお茶を1年分まとめて購入しています。
同じ揖斐川町ですし(地産地消に貢献)、無農薬で安心だし、美味しいし。

かねてより春日の茶畑はすごいと聞いていたのですが、
(竹田城だとか、チベットだとか、マチュピチュだとか・・)
どんなところでお茶を栽培しているのか知りませんでした。
そんなウワサの茶畑を訪れてみることにしました

春日は、私が住んでいるところから山を一つ越えたところにあります。



途中、ニホンカモシカに遭遇。
じ~~~~~っと、こっちを凝視。



まるでチンアナゴ!のようですが、
ワラビです。
今夜のおかずにプチプチっと・・・
あっというまに籠がいっぱいに。。(^^)



満開の野生の蘭
こんなりっぱな群生をみたのははじめてでした。
東洋蘭は地味ですが、控えめで気品が漂いなんとも美しいです。



つきました。
一つ目のお茶畑。小宮神
写真ではわかりづらいですが、かなりの急勾配です。
車でいくわけに行きませんし、
作業はさぞかし大変・・・

空気は澄んでいて、遥か下には渓流が。
これはたしかに美味しいはずです。

去年までこの茶畑のお茶を購入していたのですが、
残念なことに、ご高齢のため生産を続けられなくなってしまったのだとか・・。。


(クリックすると大きくなります)

急な山道をどんどん登ります。
ようやく最後の目的地、上ヶ流(かみがれ)の茶畑に到着。
うわぁ~、絶景!!まさに天空!!
ここは日本か?
周りは1000m級の山々ですから、ここがいかに標高が高いかがわかります。
標高が高いので害虫がつきにくく無農薬にできるのだそうです。


(クリックすると大きくなります)

お茶畑の模様がおもしろくてとってもきれい。
春日のお茶のもう一つの特徴は、在来種であること。
最近の茶の木は、生産性の良いものに品種改良されたものがほとんどで、
古来からの在来種のお茶は3%くらいなのだとか。

春日はこの立地条件から植え替えができず、
760年もの歴史を持つ在来種が、今も栽培されているのだそうです。



どんなところで栽培されたのか知ってからいただくと、
いっそう香り高く味わい深く感じます。
今年は、上ヶ流のお茶を購入してみました。
一年間、よろしくお願いします。
 
   
           
       2015.05.07 岩団扇  
       

岩団扇 日本画 M8

岩場に生える団扇型の葉っぱの植物という意味でしょうか。
でも、岩場だけではなく、落ち葉がふかふかに積もったところなどにもよく見られます。

花の期間はとても短く、
春の初めに、いっせいに可憐な花をつけ、
そして、あっというまに終わってしまいます。

初めてスケッチしたのは何年前のことでしょう・・
ようやく本画にすることができました。



岩団扇 (部分)

墨で線を入れていたら、
枯れ葉の葉脈のカーブの美しさを発見しました。



岩団扇 (部分)





岩団扇 (部分)
   
           
       2015.04.13 大下図~イワウチワ
   
 
 
     
イワウチワ 大下図(鉛筆)
(画像をクリックすると大きくなります) 

去年の今頃スケッチしておいたイワウチワを日本画に制作することにしました。
イワウチワは、標高のやや高い山の広葉樹林の中の南向きの斜面などに群生し、
雪が解けるとすぐに開花する春告花の1つです。

大下図とは、絵の原寸大の線描きのみの下図のことです。
木炭で描くのが多数派かもしれませんが、
私は、いつも鉛筆を使用しています。
三菱ユニのHB
スケッチも下図も、いつもこれ1本で描きます。
   
           
       2015.03.30 春遠からじ
     

春遠からじ 日本画 P10

南風と寒波がせめぎ合い、今年も春がやってきました。
いつもなら何の気なしに素通りしていた山茶花の道も
今年はシーズンの終わりまでしっかり観察しつつ歩きました。
山茶花は鳥媒花。
花のない真冬に鳥のために咲き続け、
今、春のまぶしい日差しの中で、最期の小さな花をつけています。

習作の「春近し」と続けて2点制作し、
今年の冬は山茶花だけで終わってしまいました。



「春遠からじ」(部分)



「春遠からじ」(部分)



「春遠からじ」(部分)
   
           
       2015.03.10 背景マチエール(制作中のひとこま)    
       

前回の「春近し」をベースに、
山茶花をモチーフにしたサイズの大きな絵を制作中です。
ブログが滞ってしまっていたので、
中間報告を。。

毎回、背景処理にはかなり気を遣います。
まだまだまったく描けていないように見えますが、
ここまでで、全工程の6~7割といったところでしょうか。

ずっとずっとモノトーンの作業だったので、
色味が恋しいです。
今日から、ようやく楽しい彩色。

それにしても、今日はいっきに真冬に逆戻りです。
日本列島がすっぽり寒波に覆われてしまいました。
絵のタイトルは、「春遠からじ」(仮題)
この絵が終わるまでは、まだ冬のままでもいいかな・・・・
なんて、思っています。






   
           
     2015.02.17 「春近し」 加筆~ボリュームアップ    
     
「春近し」 日本画 F3

先日、ここにアップした山茶花の絵ですが、
見ているうちに、あまりに儚げすぎるように思えてきましたので、
もう少し、重みを持たせてみることにしました。

webの画面では、ほとんど変わってないように見えるかもしれませんが、、
実際には、けっこうボリュームアップしました。

『言葉は本質的に儚いものを永久に残るものに変えることができる』
カンボジアの王子であり詩人であった人の言葉です。

絵もまたそうあることが理想なのでしょう。

 
   
           
     2015.02.16 生と死と、命と魂      
     

 もうすぐ19歳になろうとしていた愛猫を看取りました。

生まれたときから、母猫に代わって、ほ乳瓶でミルクを飲ませ、排泄も手伝ってやり、
成長してからもずっとずっといつも私たち家族と一緒に過ごしてきました。

3ヶ月くらい前から急に食が細くなり、みるみる弱っていきました。
死を迎える1週間くらい前からは、トイレにいくこともできなくなり、
汚れた毛布を洗って取り替え、2時間おきにスポイトでお水と流動食を与えていました。
猫としては屈辱だったのかもしれませんが、
そんな姿になってしまっても、ただただ可愛く、愛おしかったです。

まだ、なんとかヨロヨロと歩けた頃、やたら家の外に行きたがりました。
心配なのでついていくと、雪の中でうずくまってしまったり、
薄氷の張った水たまりに入り、腹ばいになって目を閉じたりしました。
とても見ていられず、抱き上げて連れて帰りました。
放っておいたら、低体温で眠るように死んだのでしょう。
今から思えば、猫の尊厳死だったのかもしれません。

生は、何もないところから、命を誕生させて、私たちを出会わせ、
たくさんの喜びと思い出を与えてくれました。
そして、楽しい月日と入れ替わるように、老いが静かに忍び寄り、
そのあとを付けてきた死は、
私がどんなに懇願しても、けっして見逃してはくれず、
そっと素早く、猫の命を、魂に変えていきました。

亡骸は、たくさんの花と、好きだったキャットフードと一緒に小さな箱にいれて、
冷たい雨の中、重い雪をどかしながら、
庭の1番気持ちの良い場所に埋めました。
今日は、その土の上に春のような日差しがあたっています。

旅立ちの瞬間、拡がっていく瞳には、私の顔がうつっていました。
どうか覚えていて・・
そして、きっとまたいつか生まれ変わって、また出会えますように。

でも、私はまだ、どうしてどこにもあなたの姿がみえないのか、
ぜんぜん、理解できないでいるけれど。。
   
           
     2015.02.06 春近し  
     

「春近し」 F3  日本画

サザンカの絵を描くと、あらためて花期の長いことに驚かされます。
晩秋の頃、冷たい木枯らしの中で最初の花を咲かせ、
厳しい冬の間中、
ハラハラと散っては咲き、散っては咲き、
とぎれることなく美しい花を見せてくれます。

立春を迎え、
少しずつ日も長くなり、
梅や菜の花が咲き始めたのを見届けたかのように、
花の時期が終わります。



サザンカは、椿とよく似ています。
花ごと落ちるのが椿、
一枚ずつ散るのが山茶花。

椿に潔さを感じて、好む人もありますが、
サザンカの散る様もまた見事に美しいものです。



今回の作品は、もっと大きなサイズの絵のための習作でした。
春が来るまでに、本画をしあげたいと思っています。

   
           
       2015.02.06 会期終了     
     

近鉄上本町店さん美術画廊での個展が終了いたしました。

ちょうど寒波の到来と重なってしまい、
普段、温暖な大阪も、すごく寒かったです。

厳しい気候の中、わざわざお遠くからお越しくださったみなさま
ずっとお会いしたかった方、
お懐かしいお顔、
お懐かしいお声も。。
本当にありがとうございました。

多くの方々の温かさ、優しさに支えられて今の自分があるんだと
再認識させられました。
ただただ、感謝のひとことです。

作家仲間との交流もほとんどなく、
山奥?で閉じこもって描いているので、
初めて私の絵をみてくださる方の、ご意見、ご感想は、
大変貴重でありがたく、次作へのなによりの励みになります。

また次回の発表の場でも、
新鮮な驚きを感じてくださることができるよう、精進していこうと思います。
   
           
        2015.01.27 目にはみえないけれど・・・ガラスクリーナーについて    
     

いよいよ明日、個展会場へ、作品の搬入です。

ところで、
先日、個展用の最後の作品、「冬苺」を描いた記事を書きましたが、
あのあと、表具屋さんに額装を依頼しようと思いまして、
絵を額に戻しました。

そしたら、ん?アクリル板の表面に小さな汚れが。。
ティッシュで拭いてもとれないので、
家にあったガラスクリーナー(とってもポピュラーなもの)を
ティッシュペーパーに含ませて、チョコチョコっと拭いてみました。

そしたら、あれ?小さな白い曇りができてしまいました。
もしかして、油分の汚れで、拡がってしまったんだろうか・・?
もう一度、クリーナーを含ませたティッシュで、コシコシと・・
さらに拡がりました・・

ええ~~~???
もしかして、これは傷??
さらに拭いたら、さらに拡がり、
全体が真っ白になって、まるで磨りガラスのように・・

表具屋さんに電話したら、
「ダメです!」
ガラスクリーナーには、極小の研磨剤が入っていて、
ガラスはいいけど、アクリルやプラスチックは傷ついてしまうのだとか。

ええ==!
透明な液体に見えるのに!?研磨剤が??
今まで知らずに過ごしてきました。
あぶないあぶない・・

アクリルは、表具屋さんに依頼して新しいものを入れてもらいました。
間に合ってよかったです。
良い勉強になりました。

上の画像は、額のアクリル専用のクリーナー。
静電気を抑える効果もあります。
会期を目前に控えた私にプレゼントしてくださいました。
表具屋さん、どうもありがとうございました。<(_ _)>
 
   
           
      2015.01.012 「冬苺」~てかりを抑える加筆      
     

「冬苺」 M4 日本画
(after)

以前描いた「冬苺」の作品は、
いちおう完成としたものの、
金箔があまりにテカリ(反射)すぎてしまったので、
いつか直そうと、手元においていました。


「冬苺」部分


「冬苺」部分

加筆前の作品が、これでした。



「冬苺」 (before)

かなり生々しかった線と絵の具も、
テカリとともに、ちょっと抑えられたかなと思います。
   
           
           
      2015.01.06 個展DMができあがりました   
       

2015年・新しい年を穏やかに迎えられたことに感謝。。
どうかみなさまにとって、幸多き年になりますように。

個展まで、まだまだ先だと思っていたら、もう1ヶ月を切っていました。
関西にお住まいの方、天王寺方面?にお越しの折など、
お立ち寄りいただけますと幸いに存じます。

私は、初日の1月29日(木)
そして、1月31日(土)2月1日(日)に、
在廊予定です。
お会いできますことを楽しみにしております。



近鉄上本町店は、昭和の面影がたっぷり残る百貨店です。
子どもの頃を思い出しました。
その昔、百貨店の屋上には、遊園地やペットショップがありましたっけ・・
セキセイインコを買ってもらったことを思い出しました。
   
           
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