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new  2018.04.18 個展終了  2014/01-06
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2017/07-12
 

あべのハルカス近鉄本店 アートギャラリーでの個展が終了しました。
先日も書きましたが、このギャラリーは、とても開放的で、
また、エスカレーターやエレベーターからも近く、
導線の良い場所にあり、とても多くの方に入ってきていただけて、
ありがたいかぎりでした。
お越しくださったみなさま、どうもありがとうございました。
この場を借りて、お礼申し上げます。

さて、
絵を見るのは、大好きだけど、
百貨店の画廊は苦手だとおっしゃる方は、世の中に多いと思います。
まず、値段がついている。
そして、販売員さん(場合によっては作家)が、
ぴったりと張り付き、熱心に説明してくれて、
そして、はっきりいえば、売ろうとしてくる。
マジメで気弱な人は、いたたまれない気持ちになり、
思わず、外にでてしまう。
・・・のではないでしょうか。

大丈夫です!!
絵なんてそうそう売れないのが当たり前!
販売側もよーくわかっています。
「買わないけど見せてください」
と言っても、絶対に!いやな顔はされません。
どんどん話しかけたり、質問したりしても大いにOKです。
欲しいのは、反応や感想ですし、共感であっても、、批判であっても、
それは、特に作家にとっては、まさに宝物のような情報なのです。

今回、
「絵は買えないけど、もし、1枚もらえるんなら、これがいいわ~」
と、いってくださった白髪ショートのオシャレな女性のお客さま」。
「このキラキラ加工は、どうやってやってるんですか?」
と聞いてくださった若い男性のお客さま。
「この紫色は、もう少し濃いほうがいいんじゃないかなぁ~」
といってくださいったバイヤー風のスーツの男性。
貴重なお言葉を、ありがとうございました。
とても、楽しいひとときでした。 
 
     
  2018.04.13 八重桜写生  
 
八重桜写生 透明水彩

山桜やソメイヨシノが散りきるころ、
八重桜のつぼみが膨らんできます。
周りを見ると、シャクナゲ、椿、木蓮、レンギョウ、ニリンソウ、アズマイチゲ、
なにもかも一斉に満開になっていて、目移りしてしまいますが、
今は、八重桜に集中、集中。

一口に八重桜といっても、いろんな種類があるみたいです。
これはなんなんだろう、とちょっと調べかけてみましたが、
その種類のあまりの多さに、びっくり!
調べ物は後回し。
とにかく形が変わらないうちに、描かないと・・・

明日は泊まりがけで個展会場です。

八重桜写生 透明水彩


八重桜写生 透明水彩


八重桜写生 透明水彩

 
 
     
   2018.04.11 あべのハルカス個展 
 

あべのハルカス近鉄本店アートギャラリーでの個展が始まりました。
なんとか時間が作れたので、急遽、会場にいくことができました。
早々に足をお運びくださったみなさま、
本当にどうもありがとうございました。
お会いできてとてもうれしかったです。

百貨店の画廊というと、
ちょっと入りにくい雰囲気のところもありますが、
ハルカスアートギャラリーは、とても明るく開放的です。
お買い物の折りには、是非、
11階のギャラリーにもお立ち寄りいただけますと、
幸いです。

そして、ここで、ちょっとワクワク情報を・・
あべのハルカスといえば、
地上300m、現在日本一の高さを誇るビルなのですが、
その高さを利用して、
360度展望できる、屋上ヘリポート見学ツアー、
そして、「エッジ・ザ・ハルカス」と称し、
ビルの上、最頂端部のガラスの上にに設置された
幅60cm長さ20mのデッキの上を
命綱を装着して歩く、というアトラクション、
などなどがあるようです。

高いところ大好きな方、
これは是非とも、体験しなくては!ですよ。
 
     
  2018.04.03 若葉という絵の具 
 

「春の野」  F4 日本画

日本画で使用する岩絵の具は、
人工的に作られた合成絵の具もありますが、
基本的には、名前の通り岩石を粉砕した粒子状のものです。

原料の石の持つ性質・・・例えば、比重とか、結晶の形とか、
が、一つ一つ違うので、
発色の良さとか、乾いたときの不透明感とか、
画面の上での伸び具合など、一色一色、まるで違っていて、
それぞれが個性を持っています。
なので、岩絵の具を使いこなそうと思ったら、
できるだけ多く、
それぞれの色(絵の具)の性格を知っておかなくてはいけません。

それは、まるで人格のようで、
つきあいやすい色、つきあいにくい色があり、
その感じ方は、作家によってまちまちでしょう。

私は、「若葉」という色がどうも苦手。
なかなか思い通りなってくれません。
苦い失敗も数しれず。

そんな若葉に今回はあえて挑み、歩み寄ってみようか・・
という思いで描いてみました。
 

「春の野」 日本画 部分
 
     
2018.03..23 額装 
 

表具師さんから額装ができたとの連絡をいただき、
画像が添付されてきました。

今回の個展の案内状にも使った作品ですが、
日本画の写真はとても難しく、
案内状のは実際よりもかなり鮮やかにでてしまいました。
こちらのほうが実物に近いです。



額といっても、私の場合は極めてシンプルなのですが、
しかし、ここまでシンプルなものは、市販品にはないので、
注文して、作ってもらわなくてはいけません。

木枠の材質、色、幅、厚み、面取りのしかた、
枠の中の一段低くなっている部分は何㎝にするか、
角度はどれくらいつけるのか、
また、マット部分の布は、どの生地で、どんな色に染めるか・・
ゼロから作り出すのは、
とっても労力のいることです。

妥協せず根気よく、
こちらの要望を手探りでくみ取ってくれる表具師さんには、
いつも感謝です。
 
 
     
  2018.03..20 蓮池 
 

水紋の柄の空き額があったので、
これに合う絵を描いてみようと思いました。


蓮池 日本画 M3 

これは、空想した世界ではなく、
去年の夏、草津市(滋賀県)の水生植物園にいったときに、
実際に出会った景色でした。
暑さと戦いながら、大急ぎで写生をしました。

写生はしたものの、もうそれから数ヶ月も経過していて、
今は、印象だけが心に残っている状態です。
でも、それくらい離れたほうが、
絵作りの部分が楽しめるかもしれないと、
今回描きながら、思いました。

以前、
作品づくりには“三何”が大切とおそわりました。
なにかというと、
1,何故描くのか?
2,何を描くのか?
3,如何に描くのか?
の3つの何という意味です。

絵というのは、
写生と同じ気持ちで、ただ描くだけではダメで、
絵を作っていかなくてはいけません。
3,は、案外難しく、
深く考えているようで、足りなかったり、
方向性が間違ってしまったりしがちです。

実物が目の前にあったり、写生をした直後だと、
表面的なことにばかりにこだわってしまったりもします。
写生はたしかにとても大事なことに違いないのですが、
絵作りにおいては、時には妨げになることもあるように感じました。


蓮池 日本画 部分


蓮池 日本画 部分


蓮池 日本画 部分

 
     
  2018.03..12 個展案内状 
 

来月の個展の案内状ができあがりました。
いよいよ目前に迫ってきて、落ち着きません。

この、毎回毎回の、個展前のざわつく気持ちはなんなのか。
日本画家の堀文子さんの展覧会にいったとき、
作品の横に、こんな言葉が添えられていました。

「絵を描くことは恐怖の連続です。
そして絶えず、ああダメだ無能だ、と思う。
その無念が道標で、
私に絵を続けさせている原動力です。
満足をしたことはない。
ですから、出品のために絵が運ばれていったら、
それが私の葬式で、
それを送った後は、二度と振り返りません」

ああ、まさにそのとおりかもしれない。
と思いました。

“表現する”ということは、
創作と発表とが一つになって成り立つものなのに、
いつまでも発表の部分に慣れないのは、
常に自信がないからなのでしょう。
 
 
     
  2018.03..05 啓蟄 
 

カスミサンショウウオです。
8年くらい前に孵化したばかりの幼生を3匹もらい、
それからずっと飼っています。
(まさかこんなに生きるとは)

部屋の中で飼っているので、
そんなに大きな温度変化はないはずなのですが、
冬になると、冬眠・・・なのかどうか、
眠ってるわけではないけど、ほとんどエサを食べなくなります。
今年も、約2ヶ月間の拒食。
今朝、久しぶりに苔から顔を出して、
好物のミミズを食べました。
「啓蟄だ!」

暦を調べてみたら、
今年の啓蟄は、3月6日とあります。
すごい!ちゃんとその通りなんだ!
暦が正確なのか、サンショウウオが正確なのかは
わかりませんが・・・。

それにしても、こんなに小さな体(全長約8cmくらい)で、
2ヶ月も何も食べなくて、よく生きているものです。
それに比べて、人間ってホント適応能力が低いですねぇ。
 
     
   2018.02..21 土屋禮一と日本画家たち展 
 

先日の「花雪洞」の額装の依頼をしにいった帰り、
大垣共立銀行のギャラリーに寄りました。

都市地方とわず、銀行のコレクションというのは、
小品であっても、キラリと光るようなおもしろいものが多く、
今回のもまさにそんなアタリな作品展でした。

土屋禮一さんの作風は、
画面上に大量の水を含ませた絵の具をたっぷりと置くこと。

近くでみたら、絵の具の混濁にしか見えないのに、
少し離れてみると、そのにじみやシミは、
澄み切った空に、みずみずしい花びらに、
鏡面のごとく静かな湖面に、
または、
長年風雨にたえてきた苔むした老木にと変わり、
それらが圧倒的なリアリティをもって見るものの心に響いてくるのです。

こういう塗り方の日本画はどうかすると、
洋画みたいだと眉をしかめられたりするのですが、
でも、土屋禮一さんの作品の場合、
精神はあくまで日本画なのです。

その表現力たるや、ただただ脱帽です。
こんな素敵な作品が入場無料、しかも会期もたっぷり3ヶ月。
また、何回か会いに行こうと思いました。

「土屋禮一と日本画家たち」展
OKBギャラリー
4月8日まで。(休館日なし)
 
 
     
2018.02.10 花雪洞  
 
「花雪洞」 円形20号 日本画

「花雪洞」、漢字を並べたら、とても美しい言葉になりました。
「雪洞」は「ぼんぼり」と読みます。
「ほんのり」が転化した言葉だそうです。

今までの桜もそうなのですが、この絵は、薄暗い場所で見ると、
花が白く浮かび上がるように描いています。
桜の花でできた雪洞という意味で、この画題をつけました。

4月の個展に向けての最後の作品になると思います。
個展の詳細はトップページでご案内しております。
大阪天王寺方面にお越しの際は、
お立ち寄りくださいますと幸いに存じます。


「花雪洞」 部分 日本画


「花雪洞」 部分 日本画


「花雪洞」 部分 日本画 
 
 
     
  2018.02.02 想画会作品展 
 

2月3日、4日の両日、揖斐川町交流センターにて、
日本画サークルの作品展を開催します。
今日は、生徒さんたちといっしょに展示作業をしました。



今年も素敵な作品がたくさんそろいました。
お近くにお住まいの方、是非、お足をお運びくださいませ。
交流センターを会場として活動している他のサークルの発表もあり、
見応え、食べ応えもばっちりです。



場所は変わって、
こちらは帰りに立ち寄ったとってもおしゃれなお花屋さん。



球根植物にスミレ。
春はもうすぐそこです。



水栽培の球根を購入しました。
チューリップの原種だそうです。
どこをとっても、どこから見ても、
すべてが清浄で可憐・・。
 
     
  2018.1,17 羽裏  
 

阪神淡路大震災の日。
23年前の今日、大阪に住んでいた私は、
今までに感じたことがない大きな揺れで目が覚めました。
日が経つにつれ、犠牲者の人数は膨らみ、
あまりの被害の大きさに言葉がでませんでした。
親しい人を失った悲しみは
今もなお消えることなく続いていると思います。
ご冥福を心よりお祈りいたします。

震源がわずかにずれていたら、
私の周りの状況も大きく変わっていたことでしょう。
生きるということは、
常に明暗の狭間を歩いているようなものだと感じます。

さて、
今から少し前、友人が、羽織を誂えることにしたといいました。
そして、その羽織の裏、いわゆる羽裏(はうら)に、
絵を描いてくれないか、と。
期限はなし、とのこと。
それは、とってもおもしろそうでしたので、
是非、と答えたのですが、
数日後、急遽、羽織を着る機会ができてしまったので、
大急ぎで作らなくてはいけなくなった、との連絡が。
羽裏制作の話は、あっけなく流れてしまったのでした。

でも、それからも、私の頭の中から、羽裏が離れません。
美しいウグイス色の羽織を拡げると、
そこには一面に舞い散る山桜。
今の絵に向かっていると、羽裏を描いているような気分になり、
冬場の制作も、ちょっと楽しくなってきました。

ちなみにこちらは、河鍋曉斎の羽裏。
展示会場までが凍り付くような恐ろしさ・・



 
 
     
  2018.1,08 背景の模様について 
 
「ちひさきもの」  日本画 F3  

↑これは以前、描いた絵です。
背景の模様の作り方については、今までも時折ふれてきたのですが
もっと詳細に、という問い合わせが多いので、
具体的に説明したいと思います。
(例なので、図は適当です)



画面は、0号麻紙ボードです。
(ホルベイン優彩麻紙ボールド)
箔押ししない部分を塗り残し、左側に濃淡を作った薄墨、
右側に水干絵の具の白群を塗りました。
箔押ししない部分は、「ちひさきもの」の植物部分にあたります。



箔押ししない部分を、マスキングシートでマスキングします。



カッターナイフで余分な部分をカットします。



マスキングシートの上から、薄めた膠液を塗り
(絵を描くときの濃さの膠1に対して水5)
アルミ箔を押しました。
箔は、画風に合わせて、金箔を使用してもOKです。



よく乾燥させた後、マスキングシートを剥がします。



マスキングシートや養生テープなど、粘着性の弱いテープを
箔の上から張り付けて、剥がして、を繰り返し、
模様を作っていきます。






剥がしが終わりました。



箔のテカリを抑えるために、全体に薄い胡粉を塗ります。
今回は、比べるために、中心部分だけに塗ってみました。



背景の模様付けができあがりました。
胡粉を塗ると、
箔を押した部分が、白く浮き上がったようになります。
画像ではわかりにくいかもしれませんが、
下に塗る墨が薄いと、模様の出方が弱くなり、
墨を濃くすると、模様の出方ははっきりします。