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new  2019.5.25 ギフチョウ      2014/01-06
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「春告蝶」  日本画 P6

日本固有種のギフチョウ(岐阜蝶)
名前がご当地キャラ的ですが、 
新種として認められたときの採集地が岐阜だったので、この名前に。
山口県以東から秋田県以南の広い範囲に、生息しています。
しかし、
発生時期が短いのと、幼虫の食草が限られているのとで、
急速に絶滅に向かっている種の一つです。
和歌山県と東京都では、すでに絶滅してしまいました。

早春の一時だけみられるギフチョウ。
来年はもう逢えない、ということもあるのかもしれません。



「春告蝶」  日本画 部分



「春告蝶」 日本画 部分



「春告蝶」 日本画 部分
   
       
  2019.5.17 手塚雄二展    
 

風薫る5月の京都河原町。
恒例の日本画教室の課外研修は、
今年は、手塚雄二展でした。



絵作りということにかけては、右にでる人はいないのではないでしょうか。
毎回、手塚雄二さんの作品に向き合うたび、受けた影響ははかりしれず・・

今回の展覧会では、日本画の他にも、
自ら手がけられた茶道具や着物なども展示されていて、
その美意識の高さと追求のしかたと、
自己研鑽の厳しさに、あらためて感動しました。

・・・・というのは、少し表向きな感想で、
ひそかに楽しみにしていたのは、
今回の展覧会の中に、友人がモデルになっている絵があるということ。
当時、友人は芸大の予備校生で、
手塚雄二さんは、その予備校の講師だったのだとか・・

あった!
若き手塚雄二さんの初々しいタッチで描かれた少女の友人。
女の子の頭上には、紙飛行機、風船、リコーダー、おもちゃのピアノ・・・
具象でありながら、幻想的で、
金色の光に包まれた夢の世界。

最近の研ぎ澄まされた感覚で描かれた作品はすごいのですが、
数少ない人物画の
この「少女季」の作品もとっても魅力的でした。
私と知り合う前の友人に時を超えて逢えたような、不思議な感覚。

重い図録は帰宅後取り寄せにすることが多いけれど、
今回は、会場で購入し、大切に抱えて帰りました。
もちろん、友人の絵のポストカードとともに。


 
   
       
  2019.5.7 いづれがアヤメかカキツバタ・・   
 

アヤメ属の写生 透明水彩

アヤメ類の季節がきました。

アヤメ、カキツバタ、花菖蒲、アイリス・・・・
意識して見ると、違いはわかるものの、
まるで、アシカ、アザラシ、オットセイ、の違い、
または、チーター、ヒョウ、ピューマの違いのように、
頭の中のイメージとしては、ごっちゃになっています。

そして、中には野生化して亜種となってしまったものもあり、
こうなるとなにがなんだかわからなくなるのですが、
とにかく、どれも、大変美しくて、魅力的な色、形をしています。

今回写生したコレも、なにかよくわからないのですが、
(アイリス?花菖蒲の亜種?)
ウサギの耳のように、長く伸びた花びらがキュートです。








 
   
       
  2019.4.29 バターベル    
 

陶芸をやっている友人から、ステキなプレゼントをいただきました。
この画像をみただけで、これが何かわかった人は、
かなりのお料理通だと思います。






蓋には、かわいいウサギちゃんが。 



蓋をひっくり返して上に載せると
こんな感じ。
さて・・・?



実は、これはバターを室温で保存するための容器。
バターベルと呼ばれているそうです。
ええ?バターって冷蔵庫にいれなくてもいいの??
と、思わずビックリ。



室温でやわらかくしておいたバター(添加物のないもの)を、
空気が入らないようにぴっちり詰めていきます。
100gのバターを入れてまだ少し余裕があります。
225gの塊なら、ちょうど半量分が入りそうです。

そして、下の器の部分には、
容器の1/3くらいまでお水をいれます。
塩を小さじ1/3くらい混ぜると良いとのことです。



お水がバターの酸化を防いでくれるというわけですね。
・・・と、まぁそれだけなのですが、
これが、使ってみると、ものすごく良いのですよ。

室温のバター。
私はもっとトロトロと柔らかくなってしまうのかと思いきや、
案外硬さを保っているのです。
それでいて、ナイフで簡単に塗ることができる柔らかさです。

驚いたのは、
バターってこんなに美味しかったんだ!ということ。
ついついたくさん塗ってしまいます。

そして、1番うれしいことは、
やはり朝の食卓にカワイイ器がある、ということです。
これだけで、とっても幸せな気分になれますね。

このバターベルは、
フェイスブックかインスタグラムで、
haru ceramics で、検索してみてください。
バターベル以外にも、ステキな器がたくさんでてきますよ。
   
       
   2019.4.18 落椿    
 
「落椿」 日本画  M6

「落椿」は、春の季語。
首が落ちるように花が散るから武家が嫌ったという通説が作られたのは、
明治か大正か・・。
実際、江戸時代においては、江戸城はじめ、多くの武家屋敷にも植えられていました。
また、愛好家によって、品種改良も進み、
花の種類は6000とも言われています。

椿は葉の陰に、うつむき気味に開花するのですが、
落花した瞬間、見事なまでに美しい形を見せてくれます。
それは、まるで、生苦からの開放を表しているかのようで、
その昇華の一瞬に、ぞくっとさせられます。



「落椿」 日本画 部分



「落椿」 日本画 部分



「落椿」 日本画 部分



「落椿」 日本画 部分
   
       
2019.4.07 ギフチョウの羽化   
 

時折訪れている岐阜公園内にある昆虫博物館
ちょうど今、ギフチョウの羽化が見られるとのことなので、
写生をしにいきました。
一年の間で、ギフチョウの成虫が見られるのは、
桜の咲くこの時期だけです。



いました!ギフチョウ。
ケースの中に、新鮮な桜の枝もいれてありました。



蛹は、このような落葉した枯れ葉の中で、過ごします。
成虫の右上に2つ写っている黒い塊が蛹ですが、
こうして見ると、動物のフンにしか見えません。
天敵に食べられないための擬態かもしれません。



今回も、撮影は携帯電話のカメラなのですが、
けっこうよく撮れます。
アサギマダラのときもそうでしたが、
携帯のカメラと蝶々は相性がいいのでしょうか?



上の画像をアップにしてみました。



さらにアップ。
前肢で、おしべをつかんでいるところまで写っています。



ためしに、他のケースに展示されていた
食事中のニジイロクワガタを撮影してみました。
この昆虫自体はおもしろいのですが、
写真としては普通の携帯画像、といった感じです。



もう一枚。
渓流に咲くミヤマカタバミを撮影してみました。
これも悪くはないのですが、なんというかやっぱり普通な感じです。
やはり、携帯と蝶々は相性がいいのかもです。
 
   
       
  2019.3.26 侘助 Before&after   
 
「侘助」  (パネル貼り前)


円形の絵を描くときは、
最初に円形のパネルに麻紙を貼るのですが、
今回は、画面が小さかったので、別の画面に描いておいて、
あとからパネルに貼り込みました。

・・・・といっても、正しくは、貼ってもらいました。なのですが。。

厚手の雲肌麻紙の上に、粗い岩絵の具で彩色しているので、
表面はかなり硬く分厚くなっています。
自分でやるのはちょっとこわかったので、
プロの表具師さんに依頼しました。





「侘助」  日本画  円形SM

   
       
  2019.3.13 額装   
 

いつもお世話になっている表具師さんから、
額の枠ができあがったとの連絡をうけました。
次は、絵を囲む布の部分を決めます。
絵は、隣に来る色でまったく変わって見えてしまうので、
布選びは、とっても難しいです。

額の枠木に着色して枠をつくり、
布を決めて、額装して、
そして最終的な加筆を行い、額と絵となじませていき、
その後落款をいれて、ようやく完成です。





 
   
       
  2019.3.04 プラチナ泥のアク抜き    
 

古い白金泥(プラチナ泥)をいただきました。
古くても、全く問題なく使えます。

日本画では、
金属を粉末にした「泥」(でい)と呼ばれるものも絵の具として使用します。
「泥」は、粉末になった状態で売られていますが、
膠と水で溶くだけでは光ってくれないので、
その前に、一手間かけてやらなくてはいけません。
この一手間を「アク抜き」といいます。
ちょっぴり面倒ですが、これをやるのとやらないのでは
仕上がりが大違いですので、是非やりましょう。

今回はプラチナ泥のアク抜きを紹介しますが、
金泥も同じです。



包みから出したばかりのプラチナ泥
ネズミ色の粉です。



通常の5倍くらいに薄めた膠水を少しずつ足しながら
指先でよく練ります。



電熱器などでゆっくり水分をとばします。
ストーブの上に餅焼き網を乗せてその上に乗せてもOKですよ。



水分が蒸発した状態です。
(この作業を「焼き付け」といいます)



ここにたっぷりのぬるま湯を注いで、
指でよく混ぜます。(洗う感覚)
しばらくおいて沈殿させます。



沈殿したら上澄み液を捨てます。



再び、水分を蒸発させます。



水分がなくなった状態



再び薄い膠水をいれて指先でよく練ります。



再び、水分を蒸発させます。
だいぶ光ってきました。



再びぬるま湯をたっぷりいれて
指先でよく混ぜます。
そして、しばらくおいて沈殿させます。



沈殿後、上澄みを捨てて、再び水分を蒸発させます。



水分が蒸発した状態。
再び薄い膠液を加え、よく練ります。



再び水分を蒸発させます。
さらに光ってきました。



またぬるま湯をいれて混ぜて沈殿させて上澄みを捨てて蒸発させて・・・
を、繰り返します。

写真ではわかりにくいですが、
上澄みにまざる金属粉がだんだん少なくなっていきます。



ピカーっと光っています。
これくらいで終了でいいと思います。
今回は、合計5回行いましたが、
3~4回だけでも十分効果はあります。
最終回は、ぬるま湯に少し膠を加えて焼き付けるといいと思います。

使用するときは、このお皿に入れたまま、
膠液で溶いて使います。
残りは、お皿にいれた状態で保管します。

絵の具やホコリなどが混じったりして汚れてきたら、
また、ぬるま湯でといて、上澄みをすてて、
熱で水分を蒸発させたら、よみがえります。

筆は、できれば他の絵の具と兼用にせず、
泥専用にしておくと良いでしょう。
   
       
  2019.2.18 蝋梅   
 
蝋梅 日本画 M4

ギャラリーの中で、
「冬」にいれようか「春」にいれようか迷いましたが、
私の感覚では、冬。
薔薇、梅、藤、沈丁花、木犀、蘭・・・
良い香りを持つ花は世の中にたくさんありますが、
私は蝋梅の香りが1番好きかもです。



蝋梅 日本画 部分



蝋梅 日本画 部分



蝋梅 日本画 部分
 
   
       
2019.2.16 工作~お道具行方不明につき・・  
 







 
   
       
  2019.2.8 名都美術館 日本画の色~小山硬展   
 




名古屋市の都心からやや離れた住宅地の中にある私設の美術館
「名都美術館」
日本画に特化した美術館なので、派手さはないものの、
美しい庭園、落ち着いた館内、
そして独自のおもしろい企画が多く、
いついっても、心が満たされます。

今回の展示は、
「色のいろいろ」という日本画材と色彩についての展示と、
小山硬展の二本立ての豪華な内容でした。

「色のいろいろ」は、
加山又造、平山郁夫、東山魁夷、田渕俊夫、堀文子、前田青邨・・
といった、大家の方々の名品が、色調別に展示してあり、
つまり、
金箔のコーナー、赤のコーナー、胡粉とプラチナのコーナー、
群青のコーナー、緑青のコーナーといった具合に分かれていて、
こんな展示方法は、ちょっとないのではないでしょうか。
大変楽しい展示でした。

中でも、平山郁夫さんの、仏説阿弥陀経の一場面を描いた
「楽土」
この群緑色の美しさといったら!
今度描く絵にはこの群緑を使おうか・・と密かに思いました。

小山硬展
潜伏キリシタンを生涯のテーマとして、
今も描き続けていらっしゃいます。
小山硬さんの作品をこんなにもたくさんまとめて見たのは初めてでした。
太く力強い骨描きと曲線の美しさ、
そして、やはり色彩。
画面のほとんどを無彩色にし、わずかな面積におかれた
日本画顔料ならではの美しい色合い。
日本画の良さを最大限に生かした緊張感ある画面構成が、
よりいっそう凄惨さを引き立てている感じがして、
キリシタンの深い悲しみが伝わってきます。

2月11日には、作家来場日とのこと、
これは、もう一度行くべきか。。。

売店で、昨年、この美術館で、
特別展があった堀文子さんのポストカードを数枚購入。
この作品は、まだ見たことがありません。

そして、今朝、新聞に堀文子さんの訃報が・・・
あぁ・・・ついに亡くなられてしまった。。
100歳。
あの作品たちに、言葉に、生き様に、
考えさせられること、教えられることが
どれだけ多かったことか。
 
   
       
  2019.1.31  吹き寄せ~ミッケ!  
   
吹き寄せ  日本画 S3

「裏を見せ表を見せて散るもみじ」
・・というのは、良寛さんの句。

娘が小さかった頃のお気に入りだった写真絵本「ミッケ!」
母娘ともども、新刊が出るのを楽しみにしていました。
ミッケ!風に書くならば、
“大きく開いたマツボックリ
サザンカの花びら2枚、わかるかな?
キツネの顔みたいなナツツバキの実は3つある
丸いシイの実は4個だよ、さぁミッケ!”



吹き寄せ 日本画 部分



吹き寄せ 日本画 部分



吹き寄せ 日本画 部分



吹き寄せ 日本画 部分
   
       
   2019.1.28 落款印をいれる   
  東洋の書画は、作品が完成したら、画面に落款印を入れます。
落款とは、「落成款識」の略で、
その作家自らによる、これにて完成。の証です。

落款については、
以前もこのブログで少し触れたのですが、
最近質問をいただいたので、
順を追って、もう少し詳しく説明したいと思います。



印泥(いんでい)
石製の印専用の朱肉のことで、
書画材料店などで売られています。
ゴム印用の朱肉ではうまく押せませんので注意です。

まず、最初に付属のヘラでよ~く練ることが大事です。
練るといっても、結構固いので、力が要ります。
手で、容器をがっしり固定して、
ヘラを突き刺したままぐ~るぐ~ると回す感じです。



練り上がりました。
表面に毛羽立ちがないように、
なめらかに丸く整えます。

表面に毛羽立ちがあると、
文字が彫られた部分に印泥が入り込んでしまい、
きれいに押せません。



落款を入れる位置を決めます。
印をおして切り抜いたものを用意しておくと便利です。
額にいれた状態で、印を押した紙をおいて、
落ち着きのよい場所を探します。

落款の位置は、基本的には、「絵の裏」に。
絵の裏というのは、描かれているモチーフの後方に、
という意味で、
例えば、動物だったら、頭側ではなくて、尻尾のほうに、
植物だったら、成長して伸びていく方向と逆の位置に、
ということです。



位置が決まったら、
印矩(いんく)という落款専用のT字型の定規で、
場所を確認しておきます。
印矩は、木でできたもの、目盛りのついたプラスチックのもの、
いろいろありますが、
透明アクリルでできたものが使いやすいように思います。



印を押す場所を、平筆などで軽く水を引き、湿らせておきます。
水墨や書などはそのまま押せるのですが、
日本画の岩絵の具のザラザラした画面の場合は、
表面を水で柔らかくしておかないときれいに押すことができません。

印泥は油性なので、
水で濡れている上におしても、にじんだりしないので、
大丈夫です。

画面が水分を吸い込み、
濡れた部分が反射しなくなった時が、頃合いです。
(2~3分くらい)



さきほど決めた位置に、印矩をおいて、
印を、印矩に沿わせて画面上にゆっくり下ろします。
画面に密着したら、前後左右にほんの少し揺すり、
しっかり押せますように、と強く念じます。



くっきり押せました。(ほっ・・・)



このままだと、生々しいので、
天然珊瑚末という絵の具(文字どおり、珊瑚の粉末)
を振りかけて、
余分な油を吸い取らせます。
このまま、数時間放置します。
(できれば6時間くらい)



乾いた筆などで、はたきおとします。



画像だとわかりにくいかもしれませんが、
(実際にみるとかなり違うのですが)
落ち着いた色合いになり、画面になじみました。



落款を入れる前。



落款をいれた後です。
(撮影したときの光の具合が違うので、
色合いが違って見えますが同じ絵です)

赤い印が入ると、
画面が引き締まります。
額に戻して、作業終了です。

落款印をいれると、
突然、絵がよそよそしくなったような感覚におちいります。
自分の手から離れたということなのでしょうね。
 
   
       
2019.1.20 蝋梅の写生   
 

つきぬけるような青空にふりかざされた
たくさんの小さな握り拳。
ハナミズキの花芽です。

今年は本当に暖かくて雪が少ないです。
この時期に野外スケッチができるなんて、
信じられません。



蝋梅の写生 色鉛筆

いくら暖かくても、
刻々と変わる光、いつ風が強くなるかわかりません。
野外スケッチは時間とのたたかいです。
クロッキーに近いスピードで、どんどん描いていきます。

ふっくら開いたつぼみから香る強い芳香。
開ききった花びらは先端がカールする。
空気を切り裂くようなヒヨドリの声。

五感で対話しながら描くことができる野外スケッチは
本当に楽しくて、あっという間に時間が過ぎていきます。



蝋梅の写生 色鉛筆



蝋梅の写生 色鉛筆



蝋梅の写生 色鉛筆



 マユミの写生 色鉛筆
   
       
   2019.1.7 立冬に咲く   
 
「立冬に咲く」  P6  日本画 

久々の新作です。

ごちゃごちゃタイプの絵だったので、
かなり時間がかかってしまいました。
そして、
時間がかかったもう一つの理由は、
これでもかというくらいの色数。

このところ、意識して色数を抑えた絵ばかり描いてきたので、
その反動か・・・ちょっと使いすぎたかも。
でもたくさんの色を使うのは、やっぱり楽しいです。


「立冬に咲く」 日本画部分


「立冬に咲く」 日本画 部分


 「立冬に咲く」 日本画 部分
   
    .................