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new | 2023/5/29 緑釉陶額・ミニアチュール かたつむり | 2019/01-06 2019/07-12 2020/01-06 2020/07-12 2021/01-12 2022/01-12 |
![]() 「かたつむり」 日本画 絹本 90mm×140 ハガキよりもやや小さめのミニサイズ日本画です。 ![]() 額にいれたらこんな感じです。。 ![]() 描き上がったら、ちょうど注文していた金属箔が届きました。 いよいよ絹本裏箔のやや大きめサイズの作品に とりかかろうと思います。 |
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2023/5/27 緑釉陶額・ミニアチュール かたつむり | ||
![]() ちょっと織部焼きっぽい色合いの 緑色の釉薬の陶額です。 画面サイズはちょうどハガキ大です。 ![]() 今ちょうど真っ盛りのウツギと、アジサイを描くことにしました。 ![]() アジサイの色合いをどうするか悩みます。 ![]() 両方スッキリと白い花にしました。 今回も絹地に描いてみました。 細部を整えて完了です。 |
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2023/5/22 白釉陶額・ミニアチュール れんげ草 | ||
![]() 日本画 絹本 「れんげ草」 ミニ(83mm×125mm) すでに本画よりもかなり拡大しています。 ![]() 額にいれてみました。 ![]() |
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2023/5/12 陶額・ミニアチュール | ||
![]() 製造元に注文している金属箔がまだ届かないので、 小品を制作することに。 以前購入したアトリエ呂歩さんの陶器の額。 緑色の方はポストカードサイズ、 白い方は名刺2枚くらいのミニサイズです。 ![]() まずは白いほうに。 ![]() 小さくても絹本で。 ![]() ふんわりと裏彩色 ![]() 表から彩色 ![]() トーンを整えて あとは細部の描き込みをします。 |
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2023/5/07 法隆寺と藤 | ||
![]() 長かったGWもようやく終了。 5月に入ってから我が家は絶えず泊まり客があり、 旅館の女将状態でとても休息どころではありませんでしたが・・ (同じ思いをしている家は田舎には多いでしょうね) GWの前半に、何年ぶりかに美大時代の友人と奈良で再会。 これまた何年ぶりかに法隆寺にいきました。 修学旅行生でにぎわっていたものの、 彼らが通り過ぎてしまうと、 穏やかな静寂が。 京都と違って、斑鳩はとても閑かです。 それにしても、 この年齢になって訪れる法隆寺は なんと見どころが多いことか。 若い時に理解できなかったことが味わえる。 そう思うと、歳を重ねるのも良いものかもしれません。 ![]() 場所を移動して、春日大社の万葉植物園へ。 今までどうも縁がなく、ようやく初めて中に入ることができました。 藤が見事でした。 ![]() 他の入園者の方が映り込んでくれたおかげで、 藤の樹の迫力がわかります。 藤をこんな角度から見られる庭は他にないのではないでしょうか。 ![]() 珍しい八重咲きの藤 ![]() 香り高い紅色の藤。 ![]() 最後は、やはり春日大社の砂ずりの藤。 圧巻でした。 奈良といえば鹿、ですが、 私の中ではこれからは、 奈良といえば藤、に変わりそうです。 |
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2023/4/26 藤の写生 | ||
![]() 去年購入した鉢植えの藤。 去年は1房だけだったのに、 今年は見事にいっぱい咲いてくれました。 ![]() 上から(下から?)順番に咲いて、 最後に房の先へと進みます。 咲き終わった花は、ポロポロおちて・・・ こうしてみていると、開花している状態は1日~2日のようです。 ![]() 画面からはみだしたので、 紙を足しました。 なんとか日本画作品にしたいと思っていますが、 どんな風に構成しようか・・ 何に描こうか?何で描こうか? などと考えているときが1番楽しいです。 |
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2023/4/18 クリスマスローズ裏箔 | ||
![]() クリスマスローズ(絹本) 0号 ようやく0号の空き額にいれる絵が描けました。 ![]() ![]() ![]() でも、まだ箔屋さんからは、 虹彩箔の再入荷の連絡はきません。 そういえば、5月とのことでした。 小さいサイズなら、 待っている間に、もう1点描けるかも、 です。 |
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2023/4/10 もう少し裏箔実験 | ||
![]() 蕾が持ち上がってきたときのクリスマスローズを 大急ぎでスケッチ。 30分で形が変わっていきます。 ![]() エスキースを作ってみました。 虹彩箔を裏箔にして、 やや大きめの画面に白っぽく仕上げたら、 大理石の壁に描いたようになって おもしろいのではないか・・・と思ったのですが、 なんと!虹彩箔が製造元で品切れに! 今から製造して再入荷は5月以降になります。 とのこと。 バラ売り(1枚ずつ)なら、7枚在庫があります。 とのことでしたので、 とりあえず購入して、 試しに小さいサイズで描いてみることにしました。 ![]() 骨描き後墨入れ、着彩。 ![]() 裏から虹彩箔。 ![]() もう少し白っぽくしようと思います。 |
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2023/4/6 新学期の準備 | ||
![]() 新学期まで秒読み段階。 今年度の課題の年間スケジュールを組み立てています。 黄色い付箋は課題でブルーのは準備する画材や道具。 今、私が勤務している2校の中学校は、 1校は近所の公立の中学校、 もう1校は私立の不登校特例校です。 不登校特例校には美術室がなく 教室の机の上でできる内容にしないといけないため、 2校とも同じ課題というわけにいかず、 結局、2校合わせて20種類の課題になりました。 どちらも例年と大きく違うのは、人数です。 公立のほうは、今までの人数の半数の入学しかなく、 不登校特例校は例年の約3倍の人数で、 この2校を比べた場合、 不登校特例校の方が人数が多いのです。 山間部の小さな学校なので、 公立の人数がだんだん少なくなっていくのは 当然なのですが・・。 令和5年の現在、 日本全国で不登校特例校の中学校は25校。 文科省は300校の設立を目指しているのだとか。 自分に合った学校を選べるのはいいことなのですが、 世の中に、 大きな心の傷を負った子どもが多いのは、 なんともいたたまれない気持ちになります。 「臨床美術」という言葉が頭をよぎります。 美術によって心の療養をする 芸術療法の一つなのですが、 専門的に学ぶにはかなり壁が高く、 私の場合は実践あるのみなのですが、 なんとかして、創る=楽しいと 感じられる授業にしたいと強く思っています。 |
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2023/4/3 椿一枝 | ||
![]() 椿一枝 日本画 絹本 変形(146mm×210mm) 箔の定着とテカリのコントロールと、裏打ち後の変化のしかたが 少しわかってきました。 ![]() 椿一枝 部分 ![]() 椿一枝 部分 ![]() 椿一枝 部分 |
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2023/3/26 江之浦測候所 | ||
![]() 勤務している学校が春休みになったので、 私も充電。 かねてより訪れたかった江之浦測候所へいってきました。 杉本博司さん監修の広大なアートスペースです。 江之浦測候所については、 テレビでも本でもネットでも、 かぞえきれないくらい紹介されているので、 場所や展示内容等についての説明は省きますが、 昨年暮れの春日大社国宝殿での企画展同様、 「気配(けはい)」をアートとしている、と 感じました。 ![]() 敷石、積み石、木塀、植栽、そしてメインの井戸 丸ごとで一つの作品と言えます。 ここでは、 いかに見せるか、いかに感じさせるかということが アートなのです。 ![]() ![]() 冬至の日には、日の出の陽光が このトンネルに真っ直ぐに射し込むよう設計されています。 「測候所」という名前がついている所以です。 ![]() ![]() 古いものに美しさが宿るのは何故なのか、 神さびるとは、感覚的にどういう意味なのか、 杉本博司さんの作品はいつも私の疑問に答えてくれます。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 無駄なものはなく、足りないものもなく、 すべてに意味があってそこに在るので、 見る側は十分に感覚を研ぎ澄ませて臨まなくてはいけません。 ![]() 一つの展示物の前に立ち、見渡すと、 遠景に海、そして近景にはミカン畑や竹林、 そして別の展示物も目に入ります。 それぞれが呼応しあって、 大きな一つの作品となっています。 ![]() ![]() ![]() 背丈を超えるくらい生い茂る菜の花。 むせかえるような強い春の香に、全身が包まれます。 ![]() ![]() 借景は、海や山だけではなく、 雨水のきらめき、鳥の声、その日の天気による空気、 そして少しずつ積み重なっていく悠久の時。 それらすべてがこの場所を アートとしてのさらなる高みへと作り上げていくのだと思います。 杉本博司さんは、将来ここが遺蹟となることを望んでいるのだそうです。 5000年後の再訪を、カタツムリに約束。 |
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2023/3/22 急いで冬の絵 | ||
![]() 虹彩箔の裏箔技法。 冬苺は、モチーフの着色部分が小さかったのですが、 もう少し大きめなものを描いたらどうなるのか、 気になります。 高校時代の先輩から美しい形の椿をいただいたので、 描いてみることにしました。 私の中では、今回の裏箔によるマチエールは、 冬、または夜のイメージがあるので、 全速力でやってきた春を横目に、 いそいでスケッチ。 そして急いで下図を作りました。 ![]() 下図です。 ![]() 絹地に墨で骨描き ![]() 墨入れ。 画面の下のほうにも薄墨を入れました。 ![]() 絵の裏側から、花に着色しました。 ![]() 裏から、虹彩箔を押しました。 前回よりもシワを作らず、上手に押せたのですが、 余分な箔を羽箒で取り除こうと思ったら、 そこから破れて少し剥がれてしまいました。 破れた部分をなおすのに、かなり手間取りました。 やはり割れやすく剥がれやすいようです。 箔足(箔の重なった部分)は、表からだとほとんどわからないので、 このままにしておけばよかったです。 ![]() 表から見たところです。 花の上に斜めの線が表れています。 ちょうど茎と同じ角度で、平行線のように出てしまってるのが、 気に入りませんが、 箔は裏に貼っているので、どうしようもないです。 どんな模様がでるのかは100%賭けですね。 ![]() 表から、パールアフレア(雲母)を全体に塗り、 下の方には、群生色の雲母、 その後、モチーフに着色しました。 まだかなりおどろおどろしいですが、 前回同様、ここまでの作業を繰り返してみようと思います。 |
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2023/3/12 冬苺(絹本&裏箔) | ||
![]() 「冬苺」 日本画 絹本着彩 M3 こんな感じでトリミングして、とりあえず完成です。 このあと裏打ちをするので、どうなるかちょっと気がかりですが、 虹彩箔は、純金箔よりもかなり厚みがあるので、 たぶんたぶん、今の状態とそんなに変わらないのではないか・・・ と思っています。 ![]() 「冬苺」 部分 ![]() 「冬苺」 部分 ![]() 「冬苺」 部分 |
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2023/3/9 裏に虹彩箔 | ||
![]() 絹の裏に虹彩箔を押して、 冬苺を描いてみようと思います。 まずは墨で骨描き。 ![]() 薄墨を入れました。 絹はぼかしがきれいにできます。 ![]() 裏彩色で、苺に着色しました。 ![]() さて、問題の虹彩箔の箔押しです。 表面の樹脂コーティングのせいか、 絹への定着が極めて悪いです。 箔の製造元に、問い合わせてみたところ、 『捨て膠(箔押しする部分にあらかじめ薄い膠液を塗っておくこと)を 2回以上行うか、または、 弊社オリジナルの箔接着液『くっつきMAX2』を、 お使いになることをお勧めします』 ・・・とのこと。 『くっつきMAX2』は、グレーの色がついているということだったので、 これでは裏箔には使えません。 やや薄めの捨て膠を3回行ってみました。 (今までは1回だけでした) 若干空気が入ってシワになったものの、 ほぼくっついています。 捨て膠3回の効果はあったようです。 上から、ドーサを2回塗っておきました。 ![]() 表からみたところです。 おどろおどろしい画面です。 写真ではわかりませんが、ギラギラ反射しています。 ![]() 表から、パールアフレアという名前の雲母素材の絵具を塗って、 その後、葉に薄墨を塗りました。 パールアフレアがメタリックな絵具なので、 箔のテカリはそのままで、 虹彩箔の墨流し模様を少し抑えることができました。 雲母は、比重が軽すぎるため、 上から絵具をかぶせても表面に浮き上がってくる性質があります。 そのため、かなり扱いづらく、 過去に何度も失敗して、もう使用を封印した絵具でした。 まさか、また使う日がくるとは・・・ どうやら、パールアフレアは絹との相性がいいみたいです。 不思議なことに浮きがありません。 ![]() 表から、苺を塗りました。 パール→葉に墨入れ→苺の着色、 この工程を数回くりかえしてみようと思います。 |
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2023/2/27 節分草 | ||
![]() セツブン草という植物をご存じでしょうか。 家の近くにずっと前からこのような立て札が立っていて、 気になっていました。 調べたところ、 名前の通り、節分あたりの寒い時期に開花する キンポウゲ科の植物だそうです。 画像をみると、 すごく可憐で繊細で美しい。 是非、見てみたいです。 去年も一昨年もチェックしていたのですが、 2年続けての大雪で、見ることが叶わず。。 今年、ようやく会うことができました。 ![]() 地面一面に開花していました。 ![]() ![]() 夕方、日が沈む直前だったので、 きれいに撮影できなかったのが残念ですが、 想像通り・・・いえ、想像以上に美しく、 そして、想像以上に可憐でした。 花の直径は、わずか1.5㎝くらいしかありません。 こんなに小型の花だったとは! しかし、先日の冬苺といいセツブン草といい、 昆虫が少ない今、受粉や種まきを手伝ってくれるのは、 鳥くらいでしょう。 こんなにも地面近くにひっそりと咲いたり実ったりしていては、 ぜったいに気付いてもらえないと思うのですが、 いったい誰のために実って、 そして花を咲かせているのでしょうね。 |
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2023/2/23 冬苺スケッチ | ||
![]() 冬苺の写生 透明水彩 先日の裏箔実験。 薄墨で染めた絹地の裏に虹彩箔を押し、 表から、色つきのパール絵具(雲母)を塗ったら、 おもしろいマチエールが作れたので、 それに合わせたモチーフはないか 探したところ、冬苺が合いそうでした。 冬苺は、別名寒苺、 名の通り、冬の寒い時期に結実します。 つる性で、地面を這うように生えていて、 小さな紅い実は大きな葉の下や雪の中にひっそりと。 熟すと甘くて美味しくて、 子どもの頃は見つけると、必ず食べていました。 ![]() ![]() ![]() ![]() |
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2023/2/11 裏箔いろいろ実験 | ||
![]() 前回からの続き。 純金箔を絹本の裏面に押しして、 さらに裏打ちしたらテカリはどれくらい減少するのか、 について。 金箔1枚だけでは、画面が余るので、 他の金属箔も試してみることにしました。 上の画像は、青貝箔(下)と虹彩箔(上)、 青貝箔は、玉虫箔という名前で販売しているメーカーも ありますが、実際に同じものなのか違うのかは、 比べていないので、わかりません。 青貝箔は、銀箔を硫黄で変色させたもの、 虹彩箔は、銀箔を樹脂でカラーコーティングした後、 マーブル模様をつけた箔で、 質的には、親和箔と同じです。 親和箔は、絹への定着が極めて悪くて、 過去に苦い失敗経験が何度もあるので、 敬遠していましたが、 模様が面白いのと、色数が豊富なのが魅力なので、 再び試してみることにしました。 虹彩箔は、今回は、「淡色」という色を使いました。 ![]() さっきの青貝箔を裏返したところです。。 表はブルーですが、裏は鮮やかなピンク色です。 箔を2分割して、両方の色を試してみることにしました。 ![]() ![]() 1番上から、青貝箔ブルー面、 青貝箔ピンク面、 虹彩箔、青貝箔ブルー面、 純金箔、です。 最初、青貝箔を押すとき、 あかし紙から滑り落ちて、、割れてしまいましたが、 2回目は上手くいきました。 青貝箔も虹彩箔は、あかしは、蝋引き紙ではなく、 油紙(自作)でしたほうが良いようです。 ![]() ![]() 絹本の画面を表からみたところです。 あれれ、ちょっとびっくりです。 純金箔は、表からみても、 さほど変わらないのですが、 青貝箔と虹彩箔は、かなり変わりました。 布の裏に貼った感じがありありと。 もちろん発色もかなり悪くなりました。 でも逆に、これくらいテカリや発色が抑えられたほうが、 作品作りの幅は拡がるかもしれません。 ![]() 肝心の純金箔の裏箔の裏打ち後です。 (左半分だけ裏打ち) 布目の立体感が少なくなるので、 ぺたっとした感じにはなりますが、 テカリは失われませんでした。 たぶん、純金箔も、洋箔同様、 裏打ちしても、テカリはさほど失われなさそうです。 では、なぜ、私の前作で、裏打ち後、 テカリがなくなってしまったのか・・。 あと、考えられるのは、 裏箔後、表から墨のグラデーションを強めるため、 墨を塗ってカラ刷毛でこすったのが、 原因である可能性が高いです。 純金箔は薄くて柔らかいので、 絹の目の奥まで入り込んで、 表からのカラ刷毛で掻き出されてしまった。 裏打ち前は、裏からの透過光で 光ってみえていた・・・ ということかなぁ~・・ ![]() ![]() 発色とテカリが悪くなった 青貝箔と虹彩箔の裏箔の表側から、(ややこしい・・) 色つきの雲母を塗って、 墨と胡粉を試し塗り、 その後、裏打ちしてみました。 虹彩箔の胡粉部分に、ナゾのシミができたのが、 気になりますが、 発色とテカリがほど良く調節できて、 独特の雰囲気がだせたかと思います。 これで、剥がれや浮きなどのトラブルが起きなければ、 使えるかも・・です。 |
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2023/2/3 初春侘助描き直し | ||
![]() 初春・侘助 日本画 絹本 SM 描き直しました。 前回とは画面サイズを変えて、 椿の色も少し濃くしてみました。 画像ではわかりにくいですが、 金のテカリは結構しっかりとでています。 このままの状態で裏打ちできるといいのですが・・・ ![]() テカテカしています。 ![]() ![]() ![]() 先日、裏打ち後の裏箔のテカリがどうなるのか、 実験してみたのですが、 テカリはまったく変わらないどころか むしろテカリが増したように思われました。 今回は上手くいくかも・・ でも、これは洋箔(真鍮箔)なので、 純金箔も同じようにいくかわかりません。 やはり試してみなくては・・ しかし、洋箔は絹枠に貼られている状態では、 純金との違いがわかりましたが、 裏打ちしてしまえばほとんどわからないように感じます。 洋箔のほうが扱いやすいし、 今後、裏箔には洋箔の方がいいのかもです。 |
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2023/1/24 裏打ち後の裏箔 | ||
![]() 先日の「初春・侘助」を、裏打ちして愕然。。 金箔の輝きがすっかり消えて、 絵の具が生々しいわりに発色が悪くなってしまった。 画面から精気がなくなってしまいました。 全面裏箔なので、 裏打ちの影響はでないだろうと思いましたが、 かなり影響でてしまいました。 ![]() 今回の表装は、 絵のサイズが小さいので、 カードのような感じにしようと思い、 別布の縁をつけてみたのですが、 それも裏目にでて、絵の縁が凸凹になってしまいました。 ![]() ![]() ![]() 上から加筆して、ちょっマシになったものの、 金箔の輝きがなくなったのと、、周りの凹凸は なんともできなかったので、 これではなぁ・・・ ![]() しかたがないので、もう一度、 最初から描きなおすことにしました。 サイズと構図も少し変えて。 やれやれ・・・ |
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2023/1/16 立春・卜伴 | ||
![]() 散歩の途中どこからか良い香りが。 蝋梅でした。 好きな花の香りランキングで(自分の) 上位に入っています。 こうしてみると、 真冬に咲く花、けっこういろいろありますね。 このスケッチは、卜伴椿(ぼくはんつばき) 最近の品種改良種かと思ったら、 大阪の貝塚市には、 実は樹齢300年の木もあるのだとか。 代表的な古典椿の一種だそうです。 卜伴椿が咲くのは、もう少し先ですが、 蝋梅との組み合わせで描いてみたいと思いました。 ![]() 木の升と炒り豆を添えて、 立春というタイトルにしようと思います。 ![]() 画面に墨でトレースしました。 今回も、絹に描いてみようと思います。 |
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2023/1/5 初春・侘助 | ||
![]() 「初春・侘助」(はつはる・わびすけ) F0変形 日本画 絹本 新しい年を迎え、 忘れられつつある、 季節の小さな景色を盛り込んだ作品を 描いてみようと思いました。 つまり歳時記のような内容です。 1作目は、 椿、紅白南天、敷松葉、ツクバネ、柊・・ お正月の一コマ。 絵絹の裏からの箔押しも、 ここ2年の試行錯誤で、 ようやくちょっとつかめてきたかなぁという感じです。 今年もよろしくお願いいたします。 ![]() ![]() ![]() |
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