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new | 2022/6/27 絹本のドーサ引きについて | 2019/01-06 2019/07-12 2020/01-06 2020/07-12 2021/01-12 |
![]() いろいろやっかいなことが起きがちな梅雨時。 絹地を貼って、ドーサ引き後、 下図を骨描き 胡粉で薄く下地を作り、 花とカエルにマスキングしました。 ドーサは、表→裏の順で、1回ずつ引きました。 ドーサ引きというのは、膠液にミョウバンを加えたもので、 紙や絹地のにじみを抑えるための作業です。 水彩用語では、サイジングがそれにあたります。 ドーサ引きは、 気温や湿度に影響されやすく、 ちょうど良く引くのは、かなり難しいです。 紙の場合は、 最初からドーサ引きされているものを購入すれば良いのですが、 絹の場合は自分で引かなくてはいけません。 ![]() 背景を群緑色で染めていく途中、 横糸ににじみが見られました。 ![]() 裏から見ると、よくわかります。 ドーサを引くときに、刷毛目のムラがでてしまったのかと 思っていましたが、 どうやらにドーサの効いていない糸があちこちに できてしまっているようです。 よく見ると、線描きの段階で、すでににじんでいます。 横糸ににじみがでるのは、今までも何度かありました。 制作を進めていくうちに 目立たなくなる場合もあるのですが、 今回は、かなり気になります。 ![]() 困ったときは、初心に戻って・・・ 技法書をすみずみまで読みます・・・ 秘伝‘集’なので、さまざまな技法が寄せ集めて書かれていて、 その中から、今回の症状に合いそうなものを探します。 『絹のドーサは、裏を先に引く・・・』 これかなぁ・・・・ ![]() 再度、絹を貼り、 裏→表→さらにうすめて表にもう1回、計3回ドーサ引きしました。 表に若干のぎらつきがでたので、 最後の1回は要らなかったかもですが、 今回は、横糸にはまったくにじむことなく、 線描きできました。 表に1回だけで、 しっかりサイジングできる場合もあると思いますが、 どうやら、今回はこれが正解のようでした。 ![]() ところで、 今まで、マスキングインクを塗るとき、 使い古した天然毛の日本画用筆を使ってきたのですが、 DAISOでこんなのを見つけました。 なんと3本で100円。 しかも、人工毛のせいか、 洗浄後のインク残りがほとんどないので、 天然毛にくらべて、かなり耐久性も良いのです。 細い線もきれいに描けて、 これは超オススメです。 |
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2022/6/16 紫陽花とアマガエル | ||
![]() 紫陽花(ダンスパーティ)の写生 水彩 ここ数年、紫陽花の品種改良には 目を見張るものがあります。 いったい何種類あるのでしょう? ウェルカムボード制作のために 購入した鉢植えの紫陽花は、 「ダンスパーティ」という名前でした。 星形に咲いてとてもきれいです。 色あせないうちにスケッチ。 ![]() ![]() アマガエルとの組み合わせ。 ![]() 水彩紙にざっくりと色つけしてみました。 紫陽花の傘の下で、雨宿りしている雰囲気。 絹本で制作しようと思っています。 |
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2022/6/11 ウェルカムボードの額装と軸装準備 | ||
![]() ウェルカムボードの額装ができたとの連絡をいただいたので、 受け取りにいってきました。 絵の周りはカットするつもりでぼかしておいたのですが、 ぼかしの部分までいれた方が良いのではないか、 とのアドバイスをいただいたので、 ぼかしの部分まで画面をひろげてみました。 ![]() マットの色は、新郎新婦の希望で、 ロイヤルブルー。 間に合ってよかったです。 この先、いろんなことが待っていると思うけど、 末永く信頼しあえる二人でいられますように。。。 ![]() そして、クリスマスローズの裏打ちができていたので、 軸装の打ち合わせをしました。 白い花の色がどうなるか心配でしたが、 裏打ちをしたことで、くっきりと発色してくれました。 ![]() 古典的な絵柄ではないので、 表具に悩みます。 伝統的なものではどうもしっくりきません。 掛け軸用の布はどれも似合わないように感じます。 結局、いつも私が額装のマットに使っている つむぎ(絓糸織り)の布で軸装してみることにしました。 軸先は、金属質の塗装のものを合わせてみました。 ![]() 軸装は、やってみると本当に難しいと感じます。 額装は、作品のアラを隠してくれる効果があったりするのですが、 軸装はその逆で、 画力やセンスだけでなく、 今までの、制作に対する姿勢や、何を学んできたのか、 そして、生き様などまで、 なにもかもが露呈してしまう気がして、 はずかしくなります。 なんとか形になってくれるといいのですが・・ |
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2022/6/3 うだつの上がる町で | ||
![]() 和紙に陶器に刃物、 伝統の技のふるさと岐阜県美濃市。 “うだつ”の上がる町並みでも有名です。 旧家の中の1軒で、 いつもお世話になっているアート集団のみなさんが、 ギャラリーをたちあげたとのこと。 早速いってきました。 通りには電柱がなく、派手な看板などもなく、 そしてあまりにも良い天気。 こうして写真にとると、まるで映画村のようです。 ![]() オリジナルの創作額の 「アトリエ呂歩」さんによる 『GAKUSOUの楽しみ』展 日本画、浮世絵、イラスト、 小さな素敵な作品が、額装によって、 さらにおしゃれに。 額装の楽しさと大切さがよくわかります。 とっても勉強になりました。 ![]() 立派な梁と柱。 当時の建具。 この建物は、江戸時代の領主金森長近が、 関の刀匠を招いて住まわせていました。 画像ではわかりにくいですが、 電灯のかさは、美濃和紙のあかり。 とてもよく似合っています。 ![]() ギャラリーから坪庭をみた景色です。 光と陰、色彩、空気、 すべてが見事なバランスで、美しいです。 このアート集団のみなさんのセンスには、 いつも刺激をもらえます。 何度でも来たくなってしまう空間。 これから、 町並みとともに盛況になっていくことと思います。 |
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2022/5/23 ウェルカムボード着彩完了 | ||
![]() ウェルカムボードの着彩を終えたところです。 使用画材は、久しぶりの水彩絵の具。 日本画絵の具と違って、 乾燥が早く、定着が良いところが、 楽しいです。 つい夢中になって何時間も描いてしまい、 気がついたら、首と肩がガチガチに・・ ![]() ![]() ![]() ![]() 久しぶりの水彩絵の具だったので、 進行画像を残しておこうと思っていたのに、 忘れました。 制作途中の唯一の画像です。 このあと、額装します。 絵の周りをどこでカットするかが、 悩みどころです。 |
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2022/5/14 ウェルカムボード下図 | ||
![]() 来月に結婚を控えた若い2人から、 結婚式のウェディングボードを頼まれました。 まぁ、なんて光栄な! 喜んで引き受けました。 サイズの他には、 結婚後も新居の玄関に飾れるように、 ウェディングの文字は控えめに。 そして、6月の季節の花をあしらって欲しい。 との要望でした。 画材はお任せとのこと。 6月の季節の花の代表といえば、 やはりコレですよね。 ![]() アイディアスケッチをしました。 “サムシングブルー”にちなんで いろんな種類の青いアジサイとウツギの花にモンキチョウ ![]() パネルに水彩紙を貼って 下図を描き終えました。 ![]() カエル好きの花嫁のため、 こっそりしのばせました。 ![]() |
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2022/5/02 クリスマスローズ絹本 | ||
![]() 新学期が始まり、学校は怒濤の忙しさですが、 わすかでも、毎日、 自分の制作時間を持つようにしています。 先日のマスキングペンの実験をもとに、 やや大きめサイズのクリスマスローズの作品を制作しました。 これは、マスキングインクでマスキングして、 背景色を塗ったところです。 ![]() 背景の彩色が終わったので、 マスキングインクをはがしました。 ![]() とりあえず着彩終了です。 ![]() 絹目が邪魔をして、 うまく撮影できませんが、 アップ画像は、こんな感じです。 ![]() 近々、表具師さんに裏打ちしてもらいにいってきます。 裏打ちすると雰囲気がかわるので、 今からドキドキ。 さて、どうなることやら・・ |
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2022/4/18 光の切り絵・幻灯会 | ||
![]() 無くなる学校もあれば生まれる学校もあり・・ 勤務している不登校特例校西濃学園に、 高等学校が開校されました。 その開校記念行事として、 アーティストの酒井敦美さんを招き、 校舎や校庭をキャンバスに見立てて 切り絵作品が投影されました。 まさに光のインスタレーションです。 費用は、クラウドファンディング。 私は、準備のお手伝いにいってきました。 生徒たちや地域住民の皆さんの手作りランタンも 会場を彩ります。 ![]() 雲もなく風もなく、 これ以上ないほどの好天にめぐまれ、 おまけに桜も満開です。 陽が落ちて、本物の桜が影絵になり、 切り絵作品の桜が、 明るく浮かび上がってきました。 ![]() 西濃学園高等学校として使用されるのは、 数年前閉校になった、 町立の久瀬中学校の校舎です。 この学校は、敷地内に神社があるのですが、 その神社も今夜はスクリーンに。 ![]() コバルト色の空。濃藍色の山々。 暗くなるにつれ、 建物や校庭だけではなく、周りの景色すべてが 一体感のある作品となっていきます。 ![]() すっかり暗くなり、いよいよ色鮮やかに。 投影された切り絵は、 ゆっくりと動いていて、 プロジェクションマッピングのアナログ版とでもいいましょうか。 ![]() 平面作品は2次元 立体は3次元 時間の流れが加わると4次元になるのですが、 プロジェクションマッピングみたいに、 時間を無理矢理動かしているわけはなく、 地球の動きそのものが作品となっていて、 ものすごくおもしろいです。 見ていてまったく飽きません。 ![]() 惜しまれつつ終了。 あっという間の2時間でした。 インスタレーションのスタッフ側となったのは 初めてでしたが、なんて楽しいんでしょう! 見るよりもやる方が1000倍おもしろい。 閉校になった久瀬中学校の卒業生たちも見に来ていて、 美しさに感動しつつ、 校舎を懐かしんでいました。 坂内小中学校校舎もこんな風に活かされるときが くることを願ってやみません。 |
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2022/4/4 マスキングペンいろいろ | ||
![]() 中学校が春休みなので、 制作がはかどっています。 先日のクリスマスローズの作品の背景に使った白抜き模様が おもしろかったので、 やや大きめの画面で、再びやってみることにしました。 クリスマスローズも、 新たに写生しなおしました。 原寸大の下図をいくつかつくり、 画面やモチーフの大きさなど、 微調整しながら決めていきます。 ![]() 線描きができあがりました。 作品の大きさに合わせて、 絹枠を用意して絵絹を張りました。 今回の絹は、二丁樋重めです。 ![]() 絹の幅が広かったので、 切り余りの部分で、実験用に、 F4画面のものを2枚作ることができました。 ![]() 白抜きするのは、 細い線描きによる雪模様、 そして、濃淡の水玉模様です。 前回は、マスキングインクを細い筆の先につけて、 1本1本描いていきましたが、 かなり時間もかかるし、綺麗に描くのは なかなか難しかったので、 ペンタイプのものがあるといいのに・・・と 思っていたら、ありました!! ![]() 細く描けそうなのを4本買ってみました。 右から、 ホルベインマスキングインクペンタイプ(日本製) 東山マスキングライナー(日本製) ペベオドローイングガムマーカー(中国製) シュミンケマスキングインク(ドイツ製) そして1番左は前回使用した ホルベインマスキングインクボトル入りです。 価格は、1番安いのが、 東山マスキングライナーで、¥418 1番高いのは、シュミンケマスキングインクで、\1690でした。 ![]() まずは、水彩紙に描いてみました。 描け具合は、4種、まったく違いました。 ペン先の形状が、2種類あり、 シュミンケとホルベインが同じ、 ペベオと東山が同じです。 上から順に、 シュミンケ、ホルベイン、ペベオ、東山です。 今回は、鉄線描のような均一の細い線で、 描きたいため、シュミンケとホルベインは、 この時点で失格。 ペベオと東山は、 万年筆のような描きごこちで、 とても描きやすかったですが、 より安定していたのは、ペベオでした。 中国製やりますね! ![]() シュミンケは、線の太さのコントロールが 難しい上に、ペン先から泡がでてくるので、 ちょっとこれでは・・・・・ ![]() 上から、顔彩を塗ってみました。 (シュミンケはなかなか乾かないので、スルー・・) ペベオは繊細な線が描けるのですが、 インクが薄いというか、粘度がさらさらしていて、 きちんとマスキングできているんだろうかと ちょっと不安でしたが・・・ ![]() どれもきれいに白抜きできました! ペベオは、インクを薄く塗れるので、 上からの顔彩も溜まりなく、きれいに塗れました。 やはりペベオに軍配です。 でも、こうしてみると、ホルベインの線も 味わいがあってかわいくて好きです。 ![]() (撮影で、モアレがでてしまいました) しかし、いざ絹に描こうとすると、 どのメーカーのもペン先が絹にひっかかるし、 また、ペベオはインクの粘度がひくすぎて、 絹の目から下に通ってしまい、 結局、どれもきれいに描けませんでした。 しかたがないので、 前回同様ホルベインのボトル入りを 筆で描くことに・・・・ (せっかく4本も買ったのに~) ![]() 白抜き完成です。 結局、また1本1本地道に描いていくしかないのですが、 問題は、この背景とモチーフとの相性です。 なんとかなじむといいなぁ~~ |
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2022/3/27 くさぎの実の描き直しの描き直し・・ | ||
![]() くさぎの実Ⅱ 日本画 紙本 P3 前回描いたのは、 実物のスケッチ通りなのですが、 私の中のイメージとは違っていました。 絹本で描いてみたのですが、 それも違う気がして、結局、紙本で、 再々度描き直しました。 ![]() クサギの実Ⅱ (部分) ![]() クサギの実Ⅱ (部分) ![]() クサギの実Ⅱ (部分) |
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2022/3/22 静岡伊勢丹個展 | ||
![]() 今日は、静岡伊勢丹ザ・ギャラリーでの個展の 最終日。 一昨日は、会場にいってきました。 静岡駅から会場までの道中、 満開の桜が迎えてくれました。 ![]() 作品作りは、、 極めて内向的で、孤独な作業なのですが、 発表の折りには、 実は、とても多くの人の応援や、支えがあって 成り立っていることを、 いつも実感させられます。 遠方から見に来て下さった方、 会場やお客様との縁をつないでくださる ギャラリーのみなさま。 どうもありがとうございました。 言葉では言い尽くせないほど 感謝の思いでいっぱいです。 次回はいつになるかわかりませんが、 より良い作品をみていただけますよう 精進していきたいと思っています。 ![]() (話は変わりますが) ギャラリーのお向かいは、 和装小物のコーナーでした。 そこには、1人黙々と下駄を作っていらっしゃる職人さんが。 下駄の職人さんも、 おそらくずいぶんと減ってしまっていることでしょう。 職人の手によって丁寧に作られた品には、 中からにじみ出る美しさがあります。 そういった美が、今の日本から消えつつあるのは、 なんともかなしいことです。 ![]() 静岡ならではの伝統工芸の駿河下駄。 静岡の思い出に、 手持ちの浴衣の色に合わせて購入しました。 今年の盆踊りが楽しみです。 2年続けて中止になっている盆踊り。 今年は開催できますように・・・。 |
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2022/3/13 閉校式 | ||
![]() 大阪から移住して25年間。 私にとっては第2の故郷ともいえる坂内地区の 小中学校閉校式の日がきてしまいました。 ![]() 小中学生合わせて全校生徒4人。 中学生は最後の卒業生になりました。 ![]() ケヤキの木の記念植樹をしました。 子どもたちの今にとっては 統合と閉校は内容的には同じなのですが、 長い目でみたとき、そして、 地区にとっての学校の存在を考えると、 統合と閉校では大きく違います。 学校がなくなった地域は、 根っこをきられた木のようになってしまうのではないか・・ 他になにか途はなかったのか・・ 参列したすべての人が 同じ思いをいだいたことと思いますが、 変わりゆくものの流れを どうしても止められないこともあります。 願わくば、 いつまでも美しい坂内でありますように・・ |
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2022/3/09 クリスマスローズの写生 | ||
![]() クリスマスローズの写生 (透明水彩) 冬と春をいったりきたりのこの季節 雪でペチャンコになってしまった葉っぱの下から、 クリスマスローズの花枝がいっきに伸びてきました。 大急ぎで写生! ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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2022/2/25 個展 | ||
![]() いつまでも真冬のような寒さが続きますが、、 もうすぐ3月。 個展の案内状ができあがりました。 トップ画面でも案内していますが、 会場は、静岡伊勢丹ザ・ギャラリーです。 静岡では初めての開催です。 お近くにお住まいのみなさま ご高覧くだされば幸いです。 (3月20日(日)の午後、会場にいます) このところ毎回、個展の会期と、 コロナ波のピークが重なっていました。 今回は、なんとか波がおさまってくれてると いいのですが。。 いえ、今回は、ではなくて、 もういいかげんにずっとおさまって欲しいものです。 |
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2022/2/12 坂内小中学校 | ||
![]() 長年勤務してきた坂内小中学校。 閉校式を来月に控えています。 ![]() 今まで何回か美術室の窓からみた景色を 載せてきましたが、 今は、こんな感じです。 丁子山は、坂内の子ども達の 作品の題材として、数え切れないくらい 描かれてきました。 ![]() そして、これは、美術室の1階上の、 図書室からみた景色。 地元に伝わる「夜叉ヶ池伝説」の 夜叉姫と龍神の切り絵が貼られた窓。 まさに、こちらの方角に、夜叉ヶ池があるのです。 閉校後の校舎は、まだ使い途が決まっていません。 美しい自然に囲まれた最高の環境。 活用されて生まれ変われることを 願っています。 |
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2022/1/31 雪に祈る | ||
![]() 「クリスマスローズ・Snow」 A4 日本画 絹本 「くさぎの実」の絹本作品は、 裏箔効果が思うように出せず、中断。 気分を変えて、白抜き技法を使って クリスマスローズを描いてみました。 白い雪の結晶の中で、 祈るようにうつむいて咲くクリスマスローズ。 ![]() ![]() ![]() |
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2022/1/17 砂絵でモザイク | ||
![]() 中学校美術ネタです。 美術がちょい苦手な子向けの課題 「砂絵でモザイク」 というのを考えてみました。 岐阜県多治見市は、陶器タイルの生産地です。 以前、タイルのコースター作りという講習を 受けたのですが、 たて6枚、横6枚、合計36枚の 正方形のタイルを正方形に並べるという 超シンプルな内容にもかかわらず、 やってみると、すごく奥が深くて 驚きました。 学校の授業でもやってみたかったのですが、 タイルの色数を揃えようと思ったら、 予算オーバー。 代わりに砂を使ってみることにしました。 粘着シートに、 縦横斜めにカッターで切れ目を入れておいて、 粘着シートを1枚づつはがして 色の砂をまいていけば、 モザイク模様が描ける、 という感じです。 ![]() まず、方眼紙に色鉛筆で着色して、 設計図をつくります。 設計図を見ながら、 シートをはがして色の砂をまいていきます。 ![]() そうして、全面に砂をまきおえたら 完成です。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() みんながんばって完成させました。 できあがってみると、 個性があらわれているのがおもしろいです。 このまま実際にタイルで壁画にしたら きっと素敵! |
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2022/1/3 クサギの実を絹本で | ||
![]() 新しい年になったので、 新たなページでブログスタート。 先日描いた「クサギの実」、 額装してしばらく見ていたのですが、 どうもイメージと違うので、 構図を見直し、もう一度描くことにしました。 そして、 せっかくの描き直しなので、 今回は、絹に描いてみることにしました。 (前回は、雲肌麻紙) 私にとって絹は、可能性が未知数の素材です。 今まで、絹だからこう、とか紙だからこう、 と、基底材に合わせて、 技法を使い分けていたのですが、 今回は、それをあえて意識せず、 できるだけ同じように描いてみて、 その結果どう違いがでるのかを、 試してみたいと思っています。 今年の目標は、「絹」という抽斗をふやすこと。 |
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