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new  2024/2/24 青藤軸装  2023/01-12
 

先日の青藤は、軸装にすることにしました。
マチエールや背景もきわめてシンプルなので、
表具はちょっとひねりたいところです。

 

・・・といっても、変わった表装も思いつかず、
今回も個展出品用なので、
他の額装と統一感を出すため、
同じ表具でいくことにしました。





一番楽しいのは、軸先選びでしょうか。
陶器でできたもの、木製の木地もの、塗りのもの、
金属っぽいもの、動物の角、いろいろあります。



最終的に候補を2つにしぼりました。
どちらも陶製で、
一つは白地に赤みがかった釉薬、
もう一つは緑色に白い釉薬が、
それぞれ垂れ流してあります。

画廊と印刷やさんとで、
DMの打ち合わせをしました。
個展まであと一ヶ月半となりました。
軸装完成は、ぎりぎりになってしまうかも・・。
 
     
  2024/2/12   絹本寒天引き    
 

先日描いた絹本の「ナンキンハゼ」の切れ端。
絹地の裏には問題なく箔がくっついているように見えますが、
手でもんでみると簡単にはがれました。



めくってみるとこんな感じで、
裏打ち紙にはしっかりとくっついていますが、
絹地への接着は弱いです。
これくらいのほうが、絹への負担が少なくて
いいのかもしれませんが、
額装した後、浮いてくるとやっかいなので、
もう少し接着力を高めたいところです。
 


絹への接着力を上げるには、
やはり布目のメッシュをうめて平らにする必要があると思われます。

濃さや塗り方がよくわからず、
後回しになってきた寒天引きを、
再度試してみることにしました。

水200mlに棒寒天1gをほぐして
半日ほどふやかしたものを15分煮ます。

1gなんてものすごくわずかですが、
寒天は軽いので、1gでも思ったより量がありました。



寒天が冷めないうちに、
絹の裏面にたっぷり塗りました。
塗るというより、やはり引くという感覚です。



なみなみとしっかり溜まるように引きました。
プール状態です。
でも、どれくらいの深さ(?)のプールにしたら良いかよくわからず、
そのあたりはまだ手探りです。

しわになったところに溜まるので、
それも少し心配でした。



しっかり乾かしました。
やはり波打ったところは、寒天濃度の違いがあるようですが、
厚みの違いがわかるほどではありません。

絹地全体に皮膜は作れたのではないかと思います。
メッシュは埋まったと思います。



しばらく置いておいたら、
室温でもすぐに固まってきました。
固さはこれくらいです。
ヘラで押すことができる感じ。



スプーンですくってみると、こんな感じです。
ゆるいゼリーくらいでしょうか。
ゼリーポン酢というのがありますが、
ちょうどそれくらいです。
寒天としてはかなり柔らかいといえるでしょう。

試しに小品を描いてみようと思います。
 
     
  2024/1/31   絹本九尺藤 
 

九尺藤の絹本作品の着彩がだいたい終わりました。
絵作りにおいては、マチエールには凝らず、
色数を抑えたのと、表面にキラをかけたくらいで、
シンプルに仕上げてみました。
額装にしようか軸装にしようか、
迷っています。



表面のキラ











 
 
     
   2024/1/20   すのまた宿池田屋脇本陣~ギャラリー  
 

豊臣秀吉の出世の地、
一夜城といわれる墨俣城のすぐ近く。

池田屋は、江戸時代、墨俣宿の脇本陣として、
諸大名、奉行代官等の宿所であり、酒屋業も兼ねた豪家でした。

明治時代の濃尾大震災の際に崩壊するものの、
その後、忠実に再現。
しばらく空き家となっていましたが、
このたび、古民家再生のリノベーションが行われ、
宿泊施設、カフェ、ギャラリー、レンタルスペースなどを
兼ね備えた、人々が集う空間として
生まれ変わりました。









効果的に見せている太い梁。
畳アートの仏間、
断熱など見えない部分にも工夫された客室など、
見所は満載なのですが、
今回の私の目的は、ギャラリーです。



「JIKU創 GAKU創展」
和モダンをテーマに、現代の生活に合った、
掛け軸や額を制作している方たちの展覧会です。





小品が多いのですが、
大変ハイレベル、ハイセンスで、珠玉の作品ばかり、
古民家の中で見ていることもあって、
生活に取り入れたことを容易に想像することができます。

四季折々の自然の草花を、部屋にそっと飾るように。
日本画というものは、
もともとそういうものであったはず。
・・ということを、思い起こさせてくれる展覧会でした。

会期は、4月12日までとかなり長いです。
墨俣城の桜が見頃になるころ、
またいってみようと思います。

 
 
     
2024/1/9   九尺藤を絹本で    
 

アトリエの温度計。
数字が2桁いっているのでまだマシなほう。
冬も夏もきびしい日本家屋。
膠がすぐに固まってしまうのがやっかいです。

新たにスケッチをしようかと思ったけれど、
どうしても、長い房の藤も絹本で描いてみたい。
とにかく描いてみたい。
・・・と思いました。



絹地に骨描きと隈取り

 

背景部分に着彩



裏から着彩



背景のコントラストを少しあげました。
4月の個展になんとか間に合わせたいです。
 
     
  2024/1/3   ナンキンハゼ 
 

ナンキンハゼ M4 日本画 絹本

絹裏に、虹彩箔を押しました。
ナンキンハゼは、紅葉も美しいのですが、
葉の色はあえて抑えてみました。

新しい年の始まりは、
災害に事故、そしてまだ続く戦争・・・。
人類であるが故の困難や試練。
どうか全ての人々が平穏に暮らせる日が来ますように。