ヨウシュヤマゴボウ (洋種山牛蒡)

ヤマゴボウ科 ヤマゴボウ属 多年生植物 
別名 アメリカヤマゴボウ

別名のとおり北アメリカ原産で、日本へは明治時代に入ってきました。
山野、町問わず、荒れ地やコンクリートの隙間など、どこにでも生えてきます。
たいていの人は、名前は知らなくとも、この植物は見たことがあるのではないでしょうか。
本家のヤマゴボウよりも、こちらのほうが広く分布しています。


美味しそうに見える果実ですが、毒があります。
毒があるのはタネの部分で、鳥などは実を丸呑みし、タネはフンと一緒に排出するため、食べても平気なのだそうです。
一つの株でも、こちらの枝は実が熟しているかと思えば、他の枝では花が咲いていて、
一度に花も実も見ることができます。
花は、まるで作り物のようなきれいな色と、形で、とてもかわいいです。