オオアラセイトウ(大紫羅欄花)

アブラナ科 オオアラセイトウ属  越年生植物
別名 ショカッサイ(諸葛菜)ムラサキハナナ(紫花菜)ハナダイコン(花大根)

中国原産で、江戸時代に日本へ入り、昭和になって全国に拡がった植物です。
若菜は食用になり、また、種からも油を取ることができるそうです。

この文章を書くにあたって、初めて、漢字の“大紫羅欄花”を知りました。
名前の由来は、はっきりしないそうですが、紫羅欄はアラセイトウの漢名で、
アラセイトウとは、切り花として使われるストックのことだそうです。
「諸葛菜(しょかつさい)」もまた漢名で、諸葛孔明が軍隊の食糧補給のために利用したと
伝えられることからのようです。

美しい紫色が印象的な花です。
私は、同じ時期に同じような場所に咲く、菜の花との組み合わせがとても好きです。
花びらも4枚で、大きさこそ違うものの、花の形もよく似ています。