ムラサキシキブ(紫式部)

クマツヅラ科 ムラサキシキブ属  落葉低木

北海道から沖縄まで広く分布しており、果実が紫色で美しいので、庭木にもよく使われています。
鑑賞用となっているのは、実がたくさんつくよう改良された園芸種です。

名前の由来は、女性作家の紫式部ですが、
もともとはムラサキシキミ(シキミとはたくさん実がなるという意味)だったそうです。

同じ種類のものに、オオムラサキシキブ、コムラサキ、ウラジロコムラサキなどがありますが、
とても変異しやすいので、区別のつきにくいものも多々あるようです。
野生種のムラサキシキブは、葉も大きく実も少なめでとても素朴な感じです。